アイベックスエアラインズ、運航乗務員のアルコール検査未実施で厳重注意

アイベックスエアラインズ、運航乗務員のアルコール検査未実施で厳重注意

アイベックスエアラインズは2019年3月8日(金)、1月に発生した運航乗務員による乗務前のアルコール検査未実施について、国土交通省から厳重注意を受けました。

これは1月18日(金)、仙台発伊丹着のIBEX54便、伊丹発新潟着のIBX77便に乗務した2名の運航乗務員のうち、機長が乗務前のアルコール検知器での検査を実施せず、乗務していた事案です。

この事象は、IBX77便の飛行中、地上職員が当該機長のアルコール検査が未実施であることに気づき、判明しました。当該機長には、新潟空港へ到着後すみやかに運航乗務員に貸与しているアルコール検知器で検査を実施し、呼気1リットルあたりのアルコール濃度が0.00mg/lであったことを確認しています。この後、後続の新潟発伊丹着IBX78便に引き続き乗務しています。

航空局は、厳重注意で3月22日(金)までに必要な再発防止策を報告するよう求めています。また、当該機長には文書で注意しています。

アイベックスエアラインズは今回の事案に陳謝すると共に、安全管理体制の強化を図り、信頼の回復に向けて取り組んでいく方針です。

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