「瀬取り」への警戒監視活動、豪州が5月から航空機と艦艇を派遣

「瀬取り」への警戒監視活動、豪州が5月から航空機と艦艇を派遣

防衛省は2019年4月26日(金)、国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」に対し、5月上旬以降、オーストラリアが在日アメリカ軍の嘉手納飛行場を拠点として、航空機による警戒監視活動と、艦艇による警戒監視活動に参加すると発表しました。

この活動にオーストラリアは哨戒機とフリゲートを派遣し、国連軍地位協定に基づく活動に従事します。オーストラリアの警戒監視活動は、航空機では4度目、艦艇は2度目となります。派遣される機材はオーストラリア空軍のP-8A哨戒機と、シーホークを搭載するフリゲート艦「メルボルン(FFG-05)」です。

日本政府は、北朝鮮の完全で検証可能、かつ、不可逆的な方法ですべての大量破壊兵器やあらゆる射程の弾道ミサイル廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結し、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、一連の取組を歓迎しています。また、海上自衛隊が関係国と緊密に協力する方針を示しています。

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