海自P-3Cなど、ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ級を初確認

海自P-3Cなど、ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ級を初確認

ニュース画像 1枚目:アドミラル・ゴルシコフ級フリゲート「454」
© 統合幕僚監部
アドミラル・ゴルシコフ級フリゲート「454」

防衛省統合幕僚監部は2019年4月29日(月・祝)、ロシア海軍艦艇による対馬海峡の航行を確認したと発表しました。海上自衛隊第1航空群所属のP-3Cと、海上自衛隊第43掃海隊所属「ひらしま(MSC-601)」が確認しています。

確認された動きは、4月28日(日)の6時ごろ、ロシア海軍アドミラル・ゴルシコフ級フリゲート1隻とカリニングラード・ネフチ級補給艦1隻、バクラザン級救難えい船1隻、エルブラス級航洋えい船1隻の計4隻が下対馬の南西約220キロメートルの海域を北東進していました。その後、対馬海峡を北上し、日本海へ向け航行したことが確認されています。

対馬海峡を通過したアドミラル・ゴルシコフ級フリゲートは「454」で、海上自衛隊として初めて確認しています。この艦艇は中国・青島港で確認されており、「中国人民解放軍海軍成立70周年多国間海軍活動」の国際観艦式に参加した後とみられます。また、エルブラス級航洋えい船は、2018年8月29日(水)と9月1日(土)に宗谷海峡の航行が確認されています。

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