護衛艦「すずつき」、中国の国際観艦式に参加 海上幕僚長も出席

護衛艦「すずつき」、中国の国際観艦式に参加 海上幕僚長も出席

ニュース画像 1枚目:護衛艦「すずつき」外洋練習航海の出港時
© 海上自衛隊
護衛艦「すずつき」外洋練習航海の出港時

海上自衛隊は2019年4月21日(日)から4月26日(金)まで、中国・青島に第8護衛隊所属の護衛艦「すずつき(DD-117)」を寄港、国際観艦式に参加させると発表しました。

これは、2018年10月の日中首脳会談で、艦艇相互訪問に向けた検討の開始について一致したことを踏まえ、「中国人民解放軍海軍成立70周年多国間海軍活動」での国際観艦式に参加します。この国際観艦式には海上幕僚長の山村浩海将も中国海軍の公式招待に応じ、出席します。

護衛艦「すずつき(DD-117)」は、3月16日(土)から4月29日(月)まで「平成30年度外洋練習航海(飛行)」を実施しており、外洋練習航海でタイのサタヒップに寄港しています。この航海では、初級幹部自衛官として必要な実務上の知識や技能修得をめざし、初級幹部自衛官で必要な資質の育成、訪問国の海軍と友好親善の増進を図っています。

なお、海上幕僚長の訪中は2014年4月以来約5年ぶりで、海自艦艇の訪中は2011年12月以来、約7年半ぶりです。国際観艦式とあわせて開催されるシンポジウムに山村海上幕僚長が出席、中国との2国間懇談も予定されています。

防衛省は、今回の海自艦艇の訪中を通じ、防衛当局間の多層的な日中対話や交流を促進し、相互理解、信頼醸成を進める方針です。

期日: 2019/04/21 〜 2019/04/26
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