オランダで航空機の部品販売を手がけるAPOC Aviationは2019年4月15日(月)、中国南方航空が所有していたA320をパーツ取り用に取得したと発表しました。
取得した機体は、製造番号(msn)「712」、「718」「720」で、機体番号(レジ)は「B-2350」「B-2351」「B-2352」で、2019年初めに中国飛機租賃(China Aircraft Leasing Company:CALC)から購入しています。
APOC Aviationは取得したA320について、ハルビンに所在するCALCの大型機リサイクル施設で、CALCのグループ会社の国際飛機再循環(ARI)が解体すると明らかにしています。解体は2019年夏に完了予定で、APOC Aviationが販売するほか、世界中の緊急部品供給(AOG)要件をサポートします。
APOC Aviationは、使用済みのナローボディ機に絞った購入を進め、民間機部品の在庫を継続的に増加させていく方針です。