カンタス航空はアメリカン航空との共同事業がアメリカ運輸省(DOT)から暫定承認を受けたことから、2019年6月17日(月)、アメリカへの路線ネットワーク拡大でブリスベン発着のシカゴ、サンフランシスコ線への就航を発表しました。
これらの路線は2020年4月末までに開設予定で、カンタス航空の787-9で運航されます。これにより、太平洋を横断路線に年間17万席を追加で提供します。最終承認を経て、今後数週間には航空券の販売も開始される予定です。
アメリカで3番目に大きな都市であるシカゴへは、ブリスベンから週4便が予定されており、アメリカン航空の主要ハブであるシカゴを経由して、オーストラリアからさらに30都市へのアクセスが可能となります。
ブリスベン/サンフランシスコ線は週3便の予定で、既存のシドニー、メルボルン発着のサンフランシスコ線を補完します。これにより、オーストラリア東海岸とサンフランシスコ間の移動は1日2往復便の中から選択することができるようになります。
カンタス航空はこのほか、ブリスベン発着でロサンゼルス線、またロサンゼルス経由のニューヨーク線を運航しており、新路線を含めるとブリスベン/アメリカ間で週14便を運航することになります。