水機陸機動団、「いずも」と共に帰国 インド太平洋方面派遣訓練が終了

水機陸機動団、「いずも」と共に帰国 インド太平洋方面派遣訓練が終了

ニュース画像 1枚目:フィリピンでのHA/DRセミナー後
© 防衛省
フィリピンでのHA/DRセミナー後

陸上自衛隊の水機陸機動団の隊員が2019年7月10日(水)、帰国しました。護衛艦「いずも(DDH-183)」と「むらさめ(DD-101)」が横須賀港に帰港し、7月9日(火)には護衛艦「あけぼの(DD-108)」が母港の佐世保に戻っています。

水機陸機動団は海自のインド太平洋方面派遣訓練にあわせ、「いずも」に乗艦し、4月30日(火)から7月10日(水)まで、ブルネイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナムを訪問していました。訓練には、「いずも」と搭載機4機、「むらさめ」が参加、6月に「あけぼの」が加わっていました。

水陸機動団の隊員は、「いずも」乗艦時は駐屯地などで実施していた分隊行動などを艦艇内で検証し、海自から艦艇内で各種勤務要領の実習や研修、海洋法に関連する法務教育などを受け、水陸両用作戦能力の向上に務めました。

「いずも」の寄港国では防衛交流を実施し、北部方面隊第7師団の第11普通科連隊所属の隊員も含め、マレーシア海、陸軍やフィリピン国軍への人道支援、災害救援(HA/DR)の能力構築支援が実施されました。

陸自は今後も、水陸両用作戦の実効性向上を目指し、「自由で開かれたインド太平洋」構想への寄与に取り組みます。

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