岩国空港の萩美術館・浦上記念館すぽっと展示、清水一二さんの作品を展示

岩国空港の萩美術館・浦上記念館すぽっと展示、清水一二さんの作品を展示

岩国空港の「萩美術館・浦上記念館すぽっと展示」で2019年7月30日(火)、展示作品の一部入れ替えが行われました。新たに清水一二さんの「吹泥金彩線文十角器」が加わり、9月16日(月・祝)まで展示されます。

清水一二さんは、兵庫県篠山の古くから窯業地として知られる丹波に生まれ、大学卒業後、丹波や瀬戸、備前の伝統的なやきもの産地で作陶を学び、1990年以降、数々の賞を受賞しています。

今回展示されている「吹泥金彩線文十角器(すいでいきんさいせんもんじゅっかくき)」は、2014年の「現在形の陶芸萩大賞展Ⅲ」で優秀賞を受賞した作品です。古丹波の「山椒壺」の面取り技法を取り入れた器形に色化粧土を施した後、白化粧土を吹き付けて、清水さんが長年培ってきた「吹泥」による独自の質感を表現しています。

萩美術館・浦上記念館は1996年に開館した浮世絵、東洋陶磁、陶芸を専門とする美術館です。2016年に開館20周年を迎え、同館所蔵の伝統工芸や近現代陶芸作品を岩国空港で展示し、空港利用者にその魅力を広くPRしています。

期日: 2019/07/30 〜 2019/09/16
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