アメリカ空軍は2019年8月7日(水)、第388戦闘航空団(388FW)に68機目のF-35Aを配備から5時間以内に離陸し、戦闘訓練を行い、実戦配備から出撃までの最短時間の記録を樹立したと公表しました。
記録を樹立した8月1日(木)、シリアルナンバー「17-5261」のF-35Aがテキサス州フォートワースのロッキード・マーティンの工場を8時頃に離陸し、ユタ州のヒル空軍基地に10時頃に着陸、第388戦闘航空団に配備され、戦闘訓練で離陸、15時までに着陸しました。
388FWのメンテナンスグループ司令官マイケル・マイル大佐は「これはあっと言わせるような、すばらしい記録ではなく、大規模な紛争がそれを必要とする場合、理論的にはF-35Aを工場から直接戦地に送ることで出来る」と発言しています。
ヒル基地の第388戦闘航空団と第419戦闘航空団には2019年内に75機のF-35Aが配備される予定です。