航空局、羽田空港の新飛行経路運用に先立ち飛行検査 8月30日から

航空局、羽田空港の新飛行経路運用に先立ち飛行検査 8月30日から

ニュース画像 1枚目:主な飛行経路
© 航空局
主な飛行経路

国土交通省航空局は、2020年3月29日(日)から羽田空港の新飛行経路の運用開始に先立ち、航空機による飛行検査を実施します。実施期間は土、日、祝日を含む8月30日(金)から12月上旬まで、実施時間は羽田空港の運用への影響を最小限にするため、6時から8時に実施されます。

この飛行検査は航空局が保有するサイテーションCJ4を使用し、新たに整備した航空保安施設の稼働状況の確認や、新飛行経路の出発、到着の飛行方式の安全性の検証などを実施します。飛行検査機は1機のみを使用し、同時に複数の検査は実施しません。

期間中は新飛行経路にあたる東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の上空で、CJ4を使用した飛行検査が実施されます。検査内容は、地上から精密な誘導電波を発射し滑走路への進入コースを指示する装置「ILS」の検査、GPSなどの衛星信号等により任意の経路を飛行できる航行方式「RNAV」と「ILS」による進入方式の検査、RNAV出発方式の検査、航空機の監視を高精度に行うための装置「WAM」の検査が実施されます。

なお、羽田空港では今回の新飛行経路の運用で、国際線は年間およそ3.9万回、増便可能になります。

期日: 2019/08/30 〜 2019/12/07
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