ピーチは2019年8月30日(金)、航空機の安全運航をサポートするタブレット端末によるシステム「Airport Moving Map(AMM)」を導入しました。このシステムを導入するのは、本邦航空会社では初めてです。
このシステムは、運航乗務員が使用する電子マニュアル「エレクトロニック・フライト・バッグ(EFB)」の新機能として追加され、空港の駐機場や誘導路などの詳細を把握できるようになります。また、自機位置表示機能で大規模な空港でも、タブレット端末で把握できるため、運航乗務員が必要な情報をすぐに入手できます。
ピーチは2017年6月に紙マニュアルを廃止、タブレット端末を利用しており、運航効率の最適化を実現しています。紙マニュアルの廃止により、機体重量をおよそ21キログラム軽減でき、ドラム缶約180本分に相当する年間62,000ポンドの燃料消費量と約90トンの二酸化炭素排出量を削減しています。
ピーチは、今後も最新技術を導入し、安全運航を追求する方針です。