防衛省は2012年7月9日、「海賊対処のために派遣されたP-3C哨戒機の活動状況について(平成24年6月)」を発表しました。
これはアフリカ大陸北東のソマリア沖やアデン湾で多発する海賊行為に対して、国際協調して対処している事案です。海上自衛隊は護衛艦2隻と搭載ヘリコプター、そしてジブチ国際空港を拠点にP-3C哨戒機2機が派遣され、活動しています。
6月は日本のP-3C、ロシア艦艇と艦載ヘリ、アメリカ艦艇との連携で商船が海賊から攻撃を受け、対応にあたった事例が紹介されています。
■任務実績(6月1日~6月30日)
飛行回数:18回(累計 707回)
飛行時間:約140時間(累計 約5,470時間)
確認した商船数:約1,440隻(累計 54,460隻)
護衛艦、諸外国の艦艇等及び民間商船への情報提供:約180回(累計 約6,340回)