河野防衛大臣は2019年9月25日(水)、航空自衛隊とオーストラリア空軍の日豪共同訓練「武士道ガーディアン19」の記念式典出席のため、U-4で移動中に空自第203飛行隊の飛行隊長が操縦するF-15J「62-8873」と第3飛行隊F-2A、オーストラリア空軍(RAAF)第81航空団第77飛行隊F/A-18Aのエスコートを受けました。
「武士道ガーディアン19」は、オーストラリア軍との間で、国内で初めてとなる空軍種間の共同訓練です。戦闘機訓練は10月4日(金)まで行われ、戦闘機の撤収は10月5日(土)を予定しています。F/A-18A/Bはは2021年12月までに後継のF-35Aに引き継ぎ、オーストラリア空軍から退役する予定です。
F/A-18のエスコートに似た事が、8月13日(火)のバルト海の空でも行われました。北大西洋条約機構(NATO)によるバルト三国の領空警備(BAP)の任務に就いていたスペイン空軍のF/A-18A、2機がロシアのTu-214とSu-27に緊急発進をしました。
Tu-214に近づこうとしたF/A-18Aの進路を遮るようにSu-27が危険な飛行をしたとNATOが非難をしました。Tu-214にはロシア国防相が搭乗していた様です。航空自衛隊とオーストラリア空軍の友好的なエスコートとは対極的なエスコートの話です。