露海軍、IL-38Nがオホーツク海で対潜ミッションと試験飛行を実施

露海軍、IL-38Nがオホーツク海で対潜ミッションと試験飛行を実施

ニュース画像 1枚目:IL-38N
© Минобороны России
IL-38N

ロシア海軍太平洋艦隊のIL-38Nがオホーツク海上空で、新しいレーダーとソナー検出ツールを統合し、これを使用した潜水艦を捜索する試験を行いました。同時に地上の無線航法補助装置の支援が無い場合の飛行訓練を行いました。このほか、ミサイル追跡艦「マーシャル・クルイロフ」と情報交換を実施しました。

IL-38Nはコクピット後部あたりの胴体上部にアンテナが装備されているもので、イリューシンが2014年7月に発表しているロシア海軍向けに近代化改修が施されたものです。このベースになったIL-38は、IL-18旅客機をベースに開発された対潜哨戒機です。1961年9月に初飛行し、これまで改良されつつ、旧ソ連海軍とインド海軍向けに176機が生産されています。

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