デルタ航空は2019年10月、乳がんの早期発見・早期治療を啓発、推進する「ピンクリボン月間」で、乳がん研究基金「The Breast Cancer Research Foundation」への募金集めで様々な活動を実施しています。
このうち、10月下旬には全身をピンクで着飾った「ピンクマン」がフライト中の機内に登場し、基金への募金を呼びかけました。ピンクマンはデルタ航空と2016年から提携し、これまでデルタ空港の世界の空港やフライトで2万ドル以降の募金を集めています。
ピンクマンを務めるアンドルー・ディーンさんは、乳がんを乗り越えた彼の母親に刺激を受けてこの活動を始めました。2019年はディーンさんの住むオマハから開始し、搭乗口がピンクに飾られ、デトロイト行きの搭乗者に迎えられました。この路線を運航した757の機内では、ピンクマンのミッションがアナウンスで説明され、現金の寄付を募る代わりに、寄付者にはピンクのネックレスをプレゼントしています。
ディーンさんはデトロイト到着後、オーランド、アトランタ、ルイビル線に順に搭乗し、地上や機内で5,888ドルの寄付を集め、この3年間における寄付額の合計は20,500ドルとなりました。