防衛省は、アメリカ海軍EA-18Gグラウラーを三沢飛行場へ展開すると発表し、関係自治体にも通知しました。展開期間は2019年10月30日(水)から約6カ月間で、EA-18Gグラウラー計5機と人員約200名が配備されます。
青森県は、アメリカ海軍三沢航空基地隊司令に対し、5項目を申し入れています。(1)民生安定対策に万全を期すること、(2)安全飛行に十分留意するとともに、航空機の整備点検等の安全対策に万全を期すること、(3)早朝と夜間の離着陸は行わないこと、(4)住宅密集地上空での低空飛行等の危険な飛行は行わないこと、(5)航空機騒音の縮減に努めること、です。
EA-18Gは、F/A-18Fをベースにした電子戦機です。初飛行は2006年8月、全幅13.69メートル、全長18.38メートル、最高速度マッハ1.8、武装はAGM-88HARM、AIM-120AMRAAMを搭載でき、現在はアメリカ海軍とオーストラリア空軍で運用されています。