エアバス、セブパシフィック航空からA330neoを16機 受注確定

エアバス、セブパシフィック航空からA330neoを16機 受注確定

ニュース画像 1枚目:セブパシフィック航空 A330neo
© AIRBUS
セブパシフィック航空 A330neo

エアバスは2019年11月4日(月)、セブパシフィック航空と16機のA330neoについて、確定契約を締結したと発表しました。これは6月に締結した計31機の発注の覚書(MOU)に含まれていた契約で、このMOUには10機のA321XLR、5機のA320neoが含まれています。

セブパシフィック航空が導入するA330neoは、モノクラス構成で460席を装着するA330-900です。フィリピンやアジア路線の幹線ルート、オーストラリアや中東への長距離路線で運用される予定です。

A330neoファミリーは、ロールスロイスのトレント7000エンジンと新しい複合シャークレットを搭載した空力特性の主翼が採用されています。これにより、現行のA330と比べるとA330neoは燃費25%の向上が期待されているほか、航続距離は15,000キロメートルを実現しています。

セブパシフィック航空は、A330neoの導入は同社の機材更新プログラムに不可欠で、燃料排出量を削減し、より持続可能な運航体制を構築します。また、座席あたりのコストが低くなると同時に座席数を増やし、マニラやアジアなどの大都市の貴重な空港スロットを最大化できるとしています。

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