スカンジナビア航空(SAS)は2020年11月18日(水)から、初のA321LRを運航開始すると発表しました。投入される最初の路線はコペンハーゲン/ボストン線で、A321LRで通年運航し、北米路線を強化します。対象航空券の販売は、2019年11月20日(水)から開始します。
A321LRは単通路のナロウボディ機で、標準的なA321neoより航続距離が長く、ワイドボディ機に比べ小型のため、新規路線でも座席を埋めやすく、新路線や新たなデスティネーションの需要の変化に対応できる柔軟性を高めます。座席はビジネス22席に加え、長距離線では幅広で足元が広いSAS Plusが12席、SAS Goが123席の計157席仕様で、環境変動排気ガスの削減が期待されています。
スカンジナビア航空はA321LRを3機導入する予定で、その他の投入路線は2020年に入ってから発表する予定です。A321LRは、スカンジナビア発着でアメリカやカナダを含めた北米まで飛行できるほか、中東、インド路線への投入の可能性もあります。