豪ヴァージン・グループ、メルボルン/香港線から撤退 国内線も縮小へ

豪ヴァージン・グループ、メルボルン/香港線から撤退 国内線も縮小へ

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ヴァージン・オーストラリア・グループは2019年11月6日(水)、スケジュールや路線ネットワーク、機材計画の変更を発表しました。

国際線では2020年2月11日(火)から、メルボルン/香港線の運航を停止します。政治的背景から香港への需要が減少していることを原因として、香港線は、シドニー発着のデイリー便のみに限定し、提携航空会社である香港航空とヴァージン・アトランティックを通じて、香港以遠の接続の強化を継続します。なお、メルボルン/香港線で使用していたA330は、3月29日(日)から運航開始する羽田/ブリスベン線に投入します。また、同日からメルボルン/デンパサール線にも就航します。

その他の路線では、2019年12月6日(金)からキャンベラ/パース線、2020年1月19日(火)からゴールドコースト/パース線、4月29日(水)からシドニー/クライストチャーチ線から撤退するとともに、シドニー/タムワース線などの一部路線では減便、増便を実施します。

また、子会社のタイガーエア・オーストラリアは国内線のレジャー市場に焦点を当て、2月3日(月)からブリスベン/ダーウィン線とプロサーパイン/シドニー線、3月29日(日)からアデレード/ブリスベン線から撤退します。また、737へ単一機材化への転換を継続し、2020年中旬までにA320を2機退役させます。

これらを含めると、ヴァージン・オーストラリア・グループは2020年度後半に、前年同期比で国内線における座席提供数を少なくとも2%減少させます。

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