南アフリカ航空、ストライキからフライト運航を再開 19日には国内線も

南アフリカ航空、ストライキからフライト運航を再開 19日には国内線も

ニュース画像 1枚目:南アフリカ航空 イメージ
© South African Airways
南アフリカ航空 イメージ

南アフリカ航空は2019年11月17日(日)、ヨハネスブルグ発サンパウロ行きで国際線のフライト運航を再開しました。南アフリカ客室乗務員組合と南アフリカ全国金属労働者組合によるストライキにより、11月15日(金)と11月16日(土)には、国内線、リージョナル路線、国際線のほぼすべてのフライトがキャンセルとなっていました。

11月17日(日)に運航再開されたのは、サンパウロ線のほか、ニューヨーク、ロンドン、フランクフルト、マドリード、フランクフルト、ミュンヘン、アクラ経由のワシントン線です。11月18日(月)には、パース、香港線の運航も再開しています。

また11月19日(火)からは、アフリカ内路線のアクラ、ラゴス、ルサカ、マプート、ウィントフック、ハラレ線のフライトも再開すると発表しています。国内線については、提携するマンゴ、エアリンク便への振替を継続しています。

今回のストライキは賃上げ交渉の決裂が理由ですが、南アフリカ航空は11月11日(月)に900人以上を整理する方針を明らかにしており、南アフリカ客室乗務員組合はこうした措置にも抗議しています。なお、南アフリカ客室乗務員組合は現在、南アフリカ運輸合同労組などにも呼び掛けを行っており、2次的ストライキを行う可能性が指摘されています。

期日: 2019/11/17から
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