スカンジナビア航空(SAS)は2019年11月21日(木)、機内食コンセプト「New Nordic by SAS」に環境に優しい新たなパッケージを導入しました。新デザインのキューブ型パッケージにより、年間51トンのプラスチックを削減します。
これは、2030年までには100%持続可能な素材を使用した顧客サービスを実施するというSASの目標実現に向けた取り組みの1つで、機内食内部のプラスチックの入れ物を紙製の容器に変更しています。油性プラスチックではなく、FSC認証を受けたオーガニックな植物ベースのプラスチックコーティングを施した紙を使用します。
また、カトラリーも変更され、植物オイルから作られるコンポスト可能なプラスチックを使用するとともに、必要最低限の種類の提供となります。12月から開始し、2020年5月までには、全てのキューブ型機内食で新たなカトラリーが導入されます。このほか、食事に提供されるウェットティッシュはキューブボックスに入れず、リクエストに応じて提供するほか、カトラリーの包装にはプラスティック製の袋ではなく、リサイクル素材で作られた紙ナプキンを使用します。