チリのスカイ、A321XLRを10機発注

チリのスカイ、A321XLRを10機発注

ニュース画像 1枚目:スカイ塗装のA321XLR
© AIRBUS
スカイ塗装のA321XLR

エアバスとチリの格安航空会社(LCC)スカイは2019年12月9日(月)、A321XLRの10機発注で合意しました。スカイはA321XLRの導入で、国際線のネットワークを拡大します。

スカイは2010年からエアバス機を導入し、2013年には全ての運航機材がエアバス製となりました。現在は23機のA319とA320で運航し、チリを拠点に国内線に加え、アルゼンチン、ブラジル、ペルー、ウルグアイを結ぶ国際線を運航しています。

A321XLRは、A321neoの発展型で、単通路機ながら長い航続距離、かつ大きなペイロードを必要とする市場ニーズに対応する機材で、ボーイングでは757や開発を検討中の機種が相当します。

離陸、上昇、飛行性能はA321neoとほぼ同じで、A321neoと同じエンジン、客室を備え、同一の運航乗務員が運航業務に従事できます。燃料搭載量を増加する新しいリア・センター・タンクを装備し、構造重量を軽減しているほか、最大離陸重量の増加に対応するランディングギア、ブレーキ性能、タイヤ、フラップやスラットなどが最適化されています。

期日: 2019/12/09から
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