アメリカ海軍の海軍哨戒飛行隊VP-10「レッド・ランサーズ」は2019年12月15日(日)、タイのウタパオで、タイ海軍と第4回海上監視演習「シーサーベックス」を開始しました。
VP-10はタイ海軍との演習のため、P-8Aをタイに派遣しました。「シーサーベックス」の目的は、洋状況把握(MDA)や対潜水艦戦(ASW)などの訓練やシンポジウムなどが行われます。
フロリダ州ジャクソンビル海軍航空基地に本拠を置くVP-10「レッドランサーズ」は、日本三沢基地を拠点に活動しています。第7艦隊を支援するために、インド太平洋全域で海上哨戒を行っています。
P-8Aは、P-3の後継としてボーイング737-800ERXを基に開発された哨戒機です。胴体後部にウェポンベイ、主翼下にハードポイントを設けるなど大幅な改良が加えられています。アメリカ海軍向けは磁気探知機(MAD)を装備していませんが、MQ-4Cトライトンと連携して洋上監視を行います。