エティハド航空は2019年12月2日(月)から12月6日(金)まで、アブダビ国際空港などを運営するアブダビ・エアポーツと、日本に本社を置き、パーソナルモビリティの生産・販売を手がける「WHILL」と提携し、自律走行車椅子の試験導入を実施しました。
試験導入は2019年9月に続く2回目で、運動機能に制限のある60人が参加し、混雑したエリアやラウンジを通り、搭乗口まで安全に車椅子で移動しました。利用者が搭乗口に到着後、この自律走行車椅子は人の手を介すことなく、自ら元の場所に戻る機能も搭載されています。
WHILLの自律走行車椅子は、障害物を検知し自動的に停止する機能を備え、航空会社や空港スタッフが操作することなく、利用者は自由に空港内を移動できます。利用者からは圧倒的な好反応が得られており、エティハド航空は将来的に自律走行車椅子をサービス提供の選択肢に検討していきたいとコメントしています。