ヒースロー空港、当初4倍の空港拡大費用の却下で新たな計画提出へ

ヒースロー空港、当初4倍の空港拡大費用の却下で新たな計画提出へ

ニュース画像 1枚目:将来のヒースロー空港 イメージ
© LHR Airports
将来のヒースロー空港 イメージ

ロンドン・ヒースロー空港は2020年1月7日(火)、イギリス民間航空局(CAA)が同空港の拡大計画に関して当初の4倍となる費用申請を却下したことを受け、8週間のパブリック・コンサルテーションを実施すると発表しました。

費用を制限されることは、3本目の新たな滑走路の建設期間が長引くことにつながり、空港への公共交通機関を含む主要な計画の見直しが必要となります。パブリック・コンサルテーションは4月から6月の予定で、ヒースロー空港は今後、数週間以内に現地当局へ開催日時など詳細な情報を提供します。

パブリック・コンサルテーションを通じて出された意見などは、2020年末に向けて計画審査庁に提出される最終計画申請に反映されます。最終申請には、エアポート・ナショナル・ポリシー・ステートメント(ANPS)の条件を満たしつつ、どのように空港を拡大し、イギリスと世界の成長と結びつけるかなどに加え、拡大しても厳しい環境目標を達成できること、数万人の雇用創出についても再度言及します。

この計画が承認された場合、第3滑走路は2028年初頭から2029年後半までに供用を開始する予定となります。

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