全日空(ANA)グループは2020年度の国際線航空輸送事業計画を策定し、夏スケジュールにおける羽田発着路線の新規開設、増便、運休、減便路線を発表しました。
羽田空港の国際線発着枠拡大に伴い、ANAは14路線を新規開設、増便します。このうち日本の航空会社として初めて就航する、深圳、イスタンブール、ストックホルムに加え、ミラノ、モスクワの5都市へ、ANAの路線ネットワークを拡大します。このほかの新規就航路線は、サンフランシスコ、ワシントン、ヒューストン、サンノゼ、シアトル、デリー、青島、ホーチミン線です。また、ロサンゼルス、シドニー線は各週7往復から週14往復に増便します。
一方、2路線を運休、減便します。現在週14往復を運航する香港線は3月29日(日)から、週7往復に減便、週7往復を運航するハノイ線はベトナム路線再編に伴い、運休となります。
なお、3月29日(日)から羽田空港の第2旅客ターミナルビルで国際線対応の施設供用を開始するに伴い、世界的な建築家である隈研吾さんが監修したANA国際線ラウンジを新設し、利用者の利便性を向上させます。
■2020年夏の新規開設、増便、減便、運休 <新規開設> ・サンフランシスコ線: 3月29日~、777-300ER、3往復/週(火、金、日※現地発は翌日) 5月25日~、7往復/週に増便 ・ワシントン線:3月29日~、777-300ER、7往復/週 ・ヒューストン線:3月29日~、777-300ER、7往復/週 ・サンノゼ線:3月29日~、787-8、7往復/週 ・シアトル線:3月29日~、787-8、7往復/週 ・モスクワ線:7月1日~、767-300ER、7往復/週 ・ストックホルム線: 6月6日~、787-8、3往復/(月・木・土) 7月20日~、7往復/週に増便 ・ミラノ線: 4月20日~、787-9、3往復/週(月、木、土) 7月10日~、7往復/週に増便 ・イスタンブール線:7月6日~、787-8、7往復/週 ・デリー線:3月29日~、787-9、7往復/週 ・青島線:3月29日~、787-8、7往復/週 ・深圳線:3月29日~、787-8、7往復/週 ・ホーチミン線:3月29日~、787-9、7往復/週 <増便> ・ロサンゼルス線:3月29日~、777-300ER、14往復/週 ・シドニー線:3月29日~、787-9、14往復/週 <運休・減便> ・ハノイ線:3月29日~、運休 ・香港線:3月29日~、14往復/週->7往復/週(NH821/822を運休)