ロシア連邦軍は、カナダ空軍とアメリカ空軍がオープンスカイズ条約に基づき、2020年1月27日(月)から2月1日(土)にかけて、カナダ空軍のCC-130Jを使用し、ロシア連邦の領土上空の監視飛行を実施したと発表しました。
カナダ空軍のCC-130Jにロシアの専門家が同乗し、合意したルートを順守して飛行しているか、合意に基づいた観測機器を使用しているか監視しました。
オープンスカイズ条約はアメリカとソ連を中心とした北大西洋条約機構(NATO)と、ワルシャワ条約機構の間で空中相互査察を認める国際条約です。査察には非武装の航空機が使用されます。アメリカ空軍はC-135をベースにしたOC-135Bオープンカイズを運用しています。ロシア航空宇宙軍は、Tu-214とAn-30を運用しています。