イタリア人避難、イタリア空軍KC767が武漢へ派遣

イタリア人避難、イタリア空軍KC767が武漢へ派遣

ニュース画像 1枚目:イタリア空軍 KC-767A
© Ministero della Difesa
イタリア空軍 KC-767A

イタリア空軍は、中国・武漢を中心とした新型コロナウイルスの流行で避難希望者向けに、KC-767A空中給油・輸送機を派遣、2020年2月3日(月)に避難民を乗せて帰国しました。

国防省は外務省、保健省と協力し、KC-767Aを武漢に派遣、イタリア国民を乗せて、2月3日(月)の10時にプラティカ・ディ・マーレ空軍基地に到着しました。帰国した避難民は、ローマ南部チェキニョーラの施設に収容され、健康監視が行われています。

KC-767Aは、ボーイング767-200ERをベースに開発した空中給油輸送機です。イタリア空軍は4機を導入しましたが、翼端の給油ポッドにトラブルが発生し、納入遅れで1号機は2010年12月に納入されました。KC-767の導入は、そのほか航空自衛隊のKC-767Jだけです。アメリカ空軍はボーイング767-200LRFをベースに開発したKC-46Aの導入を進めています。

期日: 2020/02/03
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