中国のH-6爆撃機など、台湾海峡の中間線越え 2日連続の訓練飛行で

中国のH-6爆撃機など、台湾海峡の中間線越え 2日連続の訓練飛行で

ニュース画像 1枚目:中国のH-6爆撃機
© 台湾 国防部
中国のH-6爆撃機

台湾国防部は2020年2月10日(月)、中国のH-6爆撃機が台湾海峡の中間線を台湾側に侵入し、台湾の戦闘機が警告を発したと発表しました。中国のH-6爆撃機は2月9日(日)、4機がフィリピン海から宮古海峡を通過し、東シナ海へ向かう特異飛行を航空自衛隊が確認しており、人民解放軍は2日連続で台湾付近を飛行したと見られます。

台湾国防部は2月9日(日)、J-11(殲11)戦闘機、KJ-500(空警500)早期警戒管制機とH-6(轟6)爆撃機が台湾の周囲を巡る長距離飛行訓練を実施したと明らかにしています。

中国国防部も2月9日(日)は、人民解放軍の海・空軍によるパトロールを実施したと発表しています。この訓練は、爆撃機、戦闘機、早期警戒機の航空戦力に加え、駆逐艦、フリゲートを含む複数の統合作戦能力を試験する訓練が実施されました。また、人民解放空軍はバシー海峡から宮古海峡の経路を飛行し、中国側は「台湾海峡全体で平和と安定を維持する」と主張し、台湾側にその力を誇示しています。

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