アエロフロート、A350-900初号機を運航開始 関西線にも投入予定

アエロフロート、A350-900初号機を運航開始 関西線にも投入予定

ニュース画像 1枚目:アエロフロート・ロシア航空 A350-900
© アエロフロート・ロシア航空
アエロフロート・ロシア航空 A350-900

アエロフロート・ロシア航空は2020年3月4日(水)、モスクワ・シェレメーチエヴォ国際空港で、受領したばかりのA350-900の公開セレモニーを開催、3月6日(金)から運航を開始し、ロシアで同機を運航する初の運航会社となりました。

製造番号(msn)は「383」、機体番号(レジ)は「VQ-BFY」で、2020年5月に誕生180周年を迎える作曲家にちなんで愛称「P.チャイコフスキー」と名付けられたA350-900は、プライベート・ビジネスクラス「スイート」28席、足元にゆとりのある「コンフォート」エコノミー24席、エコノミークラス264席の計316席の3クラス制です。

A350にはフライトステージによって変化する高度な照明システム、最新のPanasonic eX3機内エンターテイメントシステム、HDスクリーン、機内Wifiが搭載され、長距離路線における機内体験を向上させます。また、新塗装が施され、胴体キール・ビーム部分のロシアン・トリコロールが拡大、ウィングチップにはロシアのたなびく国旗が描かれているほか、胴体下部のカラーはダークブルーからシルバーに代わり、社名が記載されています。

アエロフロート・ロシア航空は2020年末までに11機のA350を受領する予定で、これらの機材を、新規路線である関西、シンガポール線にも投入します。このほか、デリー、ロンドン、ニューヨーク、マイアミ、テルアビブ線でも使用する計画です。なお、2019年12月時点では、関西/モスクワ・シェレメーチエヴォ線の就航は6月1日(月)からが予定されています。関西発の初便は6月2日(火)となります。

期日: 2020/03/06から
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