カンタス・グループ、5月末まで国際線は90%、国内線は60%を削減へ

カンタス・グループ、5月末まで国際線は90%、国内線は60%を削減へ

ニュース画像 1枚目:カンタス航空 イメージ
© Boeing
カンタス航空 イメージ

カンタス航空とジェットスターは新型コロナウイルス(COVID-19)による需要の著しい減少と各国政府の入国制限などに伴い、2020年3月末からさらに輸送量を削減します。

カンタス・グループの国際線は、2020年会計年度第4四半期に輸送量を23%削減すると3月上旬に発表していましたが、厳しい隔離条件などの影響を受け、5月末までの削減量を約90%に拡大しています。

国内線では5月末まで、約60%を縮小します。これも当初の5%削減とした当初の発表から大幅な減便となります。政府の隔離政策や出張禁止、地域社会における日々の活動制限などを起因とし、国内線でも旅行需要が急落しています。

これらにより、カンタス・グループは、全ワイドボディ機を含む、約150機の機材を運航停止することとなり、5月末から9月中旬までの輸送量削減は現在も有効で、かつ需要に応じて縮小を拡大する可能性が高いと説明しています。

減便・運休となる詳細の路線は今後数日間に発表する予定です。なお、カンタス・グループは、5月31日(日)までの旅行分で、予約キャンセル分をトラベルクレジットとして返還する特別対応を実施しています。

期日: 2020/05/31まで
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