テキストロン、アメリカ空軍とAT-6を2機契約

テキストロン、アメリカ空軍とAT-6を2機契約

ニュース画像 1枚目:ビーチクラフトAT-6ウルヴァリン
© Textron Inc.
ビーチクラフトAT-6ウルヴァリン

テキストロンは2020年3月16日(月)、傘下のテキストロン・アヴィエーション・ディフェンスがアメリカ空軍と、ビーチクラフトAT-6ウルヴァリンを2機、パイロット訓練、エンジニアリングサービス、メンテナンスとスペア供給などを含む最大4年間のサポートを7,020万ドルで契約したと発表しました。

AT-6ウルヴァリンは、スイスのピラタスが開発した練習機PC-9をホーカー・ビーチクラフトがアメリカ空軍向けに製造した練習機T-6テキサンⅡを、軽攻撃機に発展させた機種です。通信・指揮・統制・情報・監視・偵察(C3ISR)、近接航空支援(CAS)、テロとの戦い、低強度紛争(LIC)などの用途に最適な航空機です。飛行時間あたりのコストは1,000ドル未満で、費用対効果も優れています。

AT-6の諸元、全幅10.18メートル、全長10.13メートル、全高3.26メートル、最大離陸重量3,129キログラム、最大速度310ノット、実用上昇限度9,450メートル、航続距離2,760キロメートルです。

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