ファントムを運用する偵察航空隊、隊旗返還式 59年の歴史に幕

ファントムを運用する偵察航空隊、隊旗返還式 59年の歴史に幕

ニュース画像 1枚目:偵察航空隊隊旗返還式
© 航空自衛隊
偵察航空隊隊旗返還式

航空総隊は2020年3月23日(月)、百里基地で偵察航空隊の廃止に伴う「隊旗返還式」を挙行しました。式典には、航空幕僚副長や航空幕僚監部監理監察官が出席し、偵察航空隊司令から航空総隊司令官に隊旗を返還しました。

偵察航空隊は、3月26日(木)をもって廃止になり、59年の長きに亘る歴史に幕を閉じました。1961年12月1日(金)に松島基地でRF-86Fを装備して編成、1963年8月に入間基地へ移動、さらに1974年12月に百里基地へRF-4Eが配備、1992年6月にはRF-4EJが配備されました。

RF-4Eは、F-4EにRF-4Cの偵察装備を取り付けた機体でした。航空自衛隊は14機を導入し、全機マクドネル・ダグラス製です。RF-4EJは、F-4EJに偵察ポッドを運用できるように改修した機体で、15機が改修されました。

期日: 2020/03/23まで
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