アメリカ空軍F-16、新型コロナと国防任務で即応力を維持

アメリカ空軍F-16、新型コロナと国防任務で即応力を維持

ニュース画像 1枚目:F-16の機動飛行
© U.S. Air National Guard photo by Senior Master Sgt. John Rohrer
F-16の機動飛行

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続く中、アメリカ空軍はその戦力や活動を維持しています。アメリカ海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」では水兵ら90人が陽性反応、乗務する約2,700人がグアムで下船すると伝えられ、軍の中でも新たなウイルスとの戦いと通常の国防と2方面作戦を強いられています。

こうした中でも、アメリカ空軍は通常の戦力を維持し、防衛任務にあたっています。バックリー空軍基地のF-16ファイティング・ファルコンがスクランブル発信の演習を実施し、その帰着時に基地上空で機動飛行を実施しました。コロラド航空州兵は、COVID-19の影響で自宅待機となっていますが、必要不可欠な隊員たちにより基地機能が維持されています。

サウスダコタ州のジョー・フォス・フィールドでも同様で、第114戦闘航空団(114FW)はソーティ実施前のF-16ファイティング・ファルコンを駐機し、訓練に備えています。114FWは世界各地に前方展開し、敵の補給品や設備、通信システム、各種設備の打撃任務を担い、万一の緊急事態に対応する即応力を維持しています。

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