海自P-3Cによるアデン湾の海賊対処、3月の飛行回数は20回

海自P-3Cによるアデン湾の海賊対処、3月の飛行回数は20回

ニュース画像 1枚目:船舶を確認中のP-3C搭乗員
© 統合幕僚監部
船舶を確認中のP-3C搭乗員

防衛省統合幕僚監部は、ソマリア沖アデン湾で海賊対処行動を展開している海上自衛隊P-3Cの活動状況について、2020年3月1日(日)から3月31日(火)までの飛行内容を発表しました。

これによると、3月の飛行回数は20回、飛行時間は約150時間、確認した商船数は約2,100隻でした。累計では、海上自衛隊のソマリア沖での累計飛行回数は2,486回、総飛行時間18,570時間、確認した商船数は約207,000隻となりました。

なお、護衛艦、諸外国の艦艇などと民間商船への情報提供は約80回、累計は約14,600回です。3月に対処などを実施した事例はありませんでした。

海賊対処のために派遣したP-3C哨戒機は1月20日(月)以降、主にアデン湾やアラビア海北部の西側の公海で、「中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動」も実施しています。現在は第38次派遣海賊対処行動航空隊が、2機のP-3C哨戒機で任務も担っています。

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