海自のソマリア沖海賊対処P-3C部隊、4月27日に機体のみ交代

海自のソマリア沖海賊対処P-3C部隊、4月27日に機体のみ交代

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© FlyTeam EXIA01さん
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自衛隊統合幕僚監部は2020年4月21日(火)、アフリカのソマリア沖・アデン湾の海賊対処に派遣されている海上自衛隊の航空隊について、機体を交代すると発表しました。

交代する機体は、八戸航空基地の第2航空群P-3Cの2機です。八戸航空基地を4月24日(金)に出発、那覇航空基地から4月25日(土)に出国、ジブチ到着は4月27日(月)の予定です。現在、ジブチで任務にあたる第5航空群P-3Cの2機は、那覇基地へ4月29日(水)に到着します。

現在、ジブチは新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の流行を受け、厳しい入国制限を課しています。現在派遣されているP-3Cは、整備の期限が迫っているため、5月上旬に日本で機体整備を行います。防衛省は先行的に機体を交代させ、要員の交代については引き続きジブチ政府と調整を進めながら、実施します。

ソマリア沖・アデン湾の海賊対処は海賊対処法に基づき、2009年6月からP-3Cのアデン湾上空パトロールと、2009年7月から護衛艦による護衛活動とが開始されました。2011年6月にジブチ共和国のジブチ国際空港に、自衛隊初の恒久的な海外施設となる基地が開設、活動を継続しています。

期日: 2020/04/24から
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