シアトル港湾局は2020年4月23日(木)、 シアトル タコマ国際空港の3月の搭乗者数は1,824,676人で前年比55.6%減を記録したと発表しました。貨物輸送は約4%増で、医療品や食品、eコマースなどの経済サプライチェーンをサポートしています。
新型コロナウイルス(COVID-19)による影響が発生する前までは、シアトル空港で展開する300以上の事業で19,000人以上が雇用され、同地域で最大の雇用拠点の1つとなっていました。しかし、現在、旅客数の大幅な減少を受け、飲食店やリテール店舗の3分の2以上のテナントが営業停止しており、4月前半の暫定データでは、旅客数は95%減となっています。同空港では、通常この時期の出発客は1日50,000人以上ですが、現在2,500人程度となっています。
この状況を受け、シアトル港湾局は関係団体と協力し、影響を受けた中小企業が政府のCARES法を活用できるよう、オンラインセミナーや情報提供を行うなど、支援を行っています。