エミレーツ航空は2020年4月26日(日)、新型コロナウイルス(COVID-19)に伴う払戻処理能力を強化したと発表しました。
エミレーツ航空がパンデミック前に処理していた返金件数は1カ月間に平均3万5,000件程度ですが、現在の返金待ちが約50万件に登ります。今回、返金処理手順を再構築したことにより、月間15万件を処理し、8月初旬までに未処理を解消する計画です。
なお、エミレーツ航空はフライトの運休や渡航制限の影響を受けた搭乗者に、航空券を最大24カ月保持し、旅行の準備ができた際に再予約を提供しているほか、航空券の未使用分を同等額のトラベルバウチャーに無料で変更、または払い戻しの3つの選択肢を提供しています。
航空券を持ち続ける、またはバウチャーに選択することを選んだ場合でも、旅行ができなかった場合は最終的に払い戻しを受けることもできます。