三菱重工、6月1日にボンバルディアのCRJ事業承継

三菱重工、6月1日にボンバルディアのCRJ事業承継

ニュース画像 1枚目:カナダのCRJ工場イメージ
© Bombardier
カナダのCRJ工場イメージ

三菱重工業とボンバルディアは2020年5月7日(木)、カナダエア・リージョナル・ジェット(CRJ)事業の承継日を6月1日(月)で合意したと発表しました。両社は事業の承継に必要な全ての条件が充たされたことを確認、これにより三菱重工の下で事業を開始します。

CRJは、新に設立される企業グループ「MHI RJ アビエーショングループ(MHIRJ)」の傘下でクロージング日から業務開始します。この取得により、三菱重工はCRJシリーズの保守、カスタマーサポート、改修のMRO事業に加え、マーケティング、販売機能と、型式証明を継承します。

今回の取得には、カナダのケベック州ミラベルとオンタリオ州トロント、アメリカのウェストバージニア州ブリッジポート、アリゾナ州ツーソンのCRJに関連するサービス・サポートネットワーク主要拠点が含まれています。予備部品は、イリノイ州シカゴ、ドイツ・フランクフルトの部品供給拠点から供給が継続されます。

MHIRJはCRJシリーズ、さらに次世代リージョナルジェットのMitsubishi SpaceJetファミリーを含むグローバルな航空機業界への包括的なサービスとソリューションを提供し、三菱重工の既存の民間航空機事業を補完します。

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