存続危機の航空科学博物館、24時間で目標額半分に到達

存続危機の航空科学博物館、24時間で目標額半分に到達

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成田空港に隣接する航空科学博物館は2020年5月13日(水)正午から、クラウドファンディングを開始しました。24時間超となった5月14日13時現在、目標金額1,000万円の半分にあたる500万円超を達成しました。

このクラウドファンディングは、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため臨時休館し、入館料だけでなく売店やレストランの収入がほぼなくなり、存続危機にあるとして実施された取り組みです。

目標金額に満たない場合でも、リターンとして設定されているフライトシミュレーターの1時間貸切などが届けられる予定で、寄せられた資金は博物館の運営資金、展示物・建物の修繕費用として活用する予定です。

航空科学博物館は、747のエンジンや胴体断面や、屋外展示場に各機種を展示しています。また、中央棟の5階では展望展示室で飛来する航空機の解説などを聞くことができるほか、さまざまな航空関連の資料を保管しています。公式Twitterでは、所蔵するエンジンのメンテナンスなどの様子を発信し、その活動内容を知ってもらう取り組みを継続しています。

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