カタール航空、A350-1000でドーハ/ブリスベン線を期間限定運航

カタール航空、A350-1000でドーハ/ブリスベン線を期間限定運航

ニュース画像 1枚目:カタール航空 A350
© カタール航空
カタール航空 A350

カタール航空は2020年5月20日(水)から6月30日(火)まで、ドーハ・ハマド/ブリスベン線を週3便で運航します。この路線は、カタール航空の定期便路線ではありませんが、3月下旬から4月上旬に特例として運航し、5,000人以上のオーストラリア在住者の帰国を支援したほか、期間中はオーストラリアの農作物など270トン以上の貨物を輸送しています。

ドーハ/ブリスベン線は、ビジネスクラスが46席、エコノミークラスが281席のA350-1000を使用します。ブリスベン空港にこの機種がお目見えするのは初めてで、飛行機愛好家には機影を収める特別な撮影機会と、空港会社は紹介しています。

カタールとオーストラリアの二国間の協定に基づいて運航され、旅客と貨物の両方を輸送し、オーストラリアの企業や生産者に重要な貨物輸送チャネルを提供します。カタール航空はこれまでブリスベンにも、ブリスベンを州都とするクイーンズランド州にも就航しておらず、ブリスベン空港はこの運航を歓迎しています。現時点では期間限定の運航ですが、カタール航空は適切な運航権を前提にブリスベン線の運航を維持、拡大する方向性を示しています。

また、カタール航空のオーストラリア路線は、パース線を週4便、メルボルン、シドニー線を1日1便、運航します。6月30日(火)までに、ロンドン、フランクフルト、パリ、アムステルダム線を含むヨーロッパ16路線、そのほかの路線とあわせ80路線への運航再開を予定しています。

カタール航空では、航空機の定期的な消毒や、国際航空運送協会(IATA)および世界保健機関(WHO)が推奨する洗浄製品の使用、乗務するスタッフの検温など、可能な限りの感染拡大防止策を実施しています。

期日: 2020/05/20 〜 2020/06/30
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