アメリカ空軍第58戦闘飛行隊(58FS)のF-35AライトニングIIが現地時間2020年5月19日(火)21時30分ごろ、エグリン空軍基地に着陸体制に入る中で墜落しました。パイロットは脱出して無事ですが、病院に搬送され、その状態を観察している状況です。
この事故発生時のF-35Aは、定期的な夜間訓練に参加していました。機体の損壊以外に人命や民間施設への損害は発生していません。アメリカ空軍はすでに事故原因の調査を開始しています。
アメリカ空軍の戦闘機墜落は、5月15日(金)に第43戦闘飛行隊(43FS)に所属するF-22ラプターがアラスカの訓練空域で墜落しています。また、F-35Aの墜落としては、航空自衛隊三沢基地所属の「79-8705」に続く2件目です。F-35では、F-35Bの海兵隊仕様が2018年9月28日(金)、ビューフォート海兵隊航空基地近くで第501海兵戦闘攻撃訓練飛行隊(VMFAT-501)ウォーローズの機体の事故があります。