アルゼンチン陸軍C-212、医療物資やエンジンなど軍の物資を輸送

アルゼンチン陸軍C-212、医療物資やエンジンなど軍の物資を輸送

ニュース画像 1枚目:アルゼンチン陸軍のCASA C-212
© Argentina.gob
アルゼンチン陸軍のCASA C-212

アルゼンチン陸軍のCASA C-212輸送機は、「ベルグラーノ作戦」の下で、3州の医療関係者向け防護用品を輸送、海軍が修理したヘリコプターのエンジンや空軍からの貨物空輸により、各軍と連携した活動を展開しています。アルゼンチン陸軍はこれにより、新型コロナウィルス(COVID-19)との戦いに参加しています。

ブエノスアイレス近郊のカンポ・デ・マヨ飛行場からバイアブランカへ向かい、そして山岳部に近いメンドーザへ赴きました。バイアブランカへ医療機関向けの衛生用品などを輸送、メンドーザでは山岳部で救難活動を行うラマヘリコプターのエンジンを搭載しました。

C-212は、スペインのCASAが設計開発したSTOLターボプロップ双発輸送機です。原型機の初飛行は1971年3月26日(金)です。インドネシアのIPTNでもライセンス生産され、478機が製造されました。スペイン空軍やアメリカ空軍、南米、アフリカ、オーストラリアなどで使われました。

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