防衛省統合幕僚監部は2020年6月2日(火)、「中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動」で、5月の水上部隊と航空隊の活動状況を公表しました。
水上部隊は、護衛艦「たかなみ(DD-110)」がオマーン湾の公海とアラビア海北部の公海で活動を実施しており、5月に水上部隊が確認した船舶数は2,684隻でした。また、航空隊は第38次派遣海賊対処行動航空隊のP-3C哨戒機が、アデン湾の公海・アラビア海北部の西側の公海で活動を実施しており、航空隊が確認した船舶数は2,206隻でした。
累計では、水上部隊が確認した船舶が7,617隻、航空隊が確認した船舶が7,617隻となりました。なお、5月は、水上部隊と航空隊が活動した海域で特異な案件はありませんでした。
「中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動」は、中東地域での日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集態勢の強化を目的とした活動で、ソマリア沖・アデン湾で海賊対処の任務に就くP-3C哨戒機や護衛艦が対応しています。