フランス空軍、MOTOTOKリモートコントローラーで戦闘機の牽引実験

フランス空軍、MOTOTOKリモートコントローラーで戦闘機の牽引実験

ニュース画像 1枚目:ミラージュ2000を曳航するMOTOTOK
© Armee de lair
ミラージュ2000を曳航するMOTOTOK

フランス空軍は、防衛研究所がレポートした「飛行業務のサポート改善」に基づき、2019年11月にリモートコントローラーを使い、戦闘機の牽引実験を実施しました。

牽引実験は2カ月に渡り、ナンシーとエブルーの空軍基地で150回以上、ミラージュ2000とCASA CN-235を曳航しました。リモートコントローラーを使う事で簡素化と自動化を確認しました。リモートコントローラーは、ドイツのMOTOTOKが無償で提供しました。

この実証実験を通じ、フランス空軍は既存の手法の利点と、リモートコントローラーによる相互補完性についても知見を得たとコメントしています。この機会を踏まえ、整備士の任務環境の近代化と自動化を目指し、この種のツールについて評価を進めて行きます。

日本では、MOTOTOKのリモートコントローラーを全日空(ANA)が使用しています。

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