日本/ベトナム間の運航・運休路線 6月9日時点まとめ

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、世界各国を結ぶ航空路線は運休・欠航が大量に発生しています。その一方で、ビジネス渡航では渡航制限の緩和を目指す動きが模索されています。今回は、早期にビジネス渡航の解禁になる可能性のあるベトナムについて、航空路線の現状をまとめました。

日本/ベトナム間は、本邦航空会社は全日空(ANA)と日本航空(JAL)、ベトナムではベトナム航空とベトジェットエアが定期便を運航しています。日本への乗り入れは羽田、成田、関西、名古屋(セントレア)、福岡の5空港、ベトナム側はハノイ、ホーチミン、ダナンの3空港です。

この両国を6月現在、運航している航空会社はANAとJALの2社で、成田/ハノイ線と成田/ホーチミン線で、いずれもベトナム発の便で搭乗が可能です。便数は路線により、週1便、2便、または3便です。

ベトナム航空も、6月30⽇(火)まで全便の運休を決定していますが、成田、関西発着のハノイ、ホーチミン線でベトナム発の便を7月から運航する計画です。日本、ベトナムの両国政府による出入国制限の緩和が条件です。再開日は今後、発表される予定です。

日本政府はニュージーランド、オーストラリア、ベトナム、タイなどを念頭に、40カ国以上と外相電話会談で交渉をはじめています。外務省によると、ベトナムは全ての国・地域から外国人の入国を停止し、ハノイ、ホーチミンの両空港とも国際線旅客便の受け入れを停止しています。