エミレーツ航空は「世界環境デー」の2020年6月5日(金)、野生動物の保護や炭素排出量の削減など具体的な活動内容を紹介し、環境に関するコミットメントを強調しています。
まず、野生生物の保護では、絶滅のおそれのある種の違法な輸送削減に関する取り組み「ROUTES」や「世界旅行ツーリズム協議会」に参加し、ペットや食料、医療品、革製品などへの使用を目的とした違法取引の阻止に取り組んでいます。2019年は地上ハンドリングに関わるスタッフ2,500人以上が不審な貨物への対応訓練を受け、禁止されている種類の生物や関連製品の輸送禁止に断固とした対応を取っています。
また、エミレーツ航空は平均機齢が6.8年という先進的な機材を導入することにより、炭素排出量の削減にも力を入れています。不必要な燃料消費と排出を削減することを目的とした燃料効率プログラムでは、1年間で旅客燃料効率を1.9%向上しました。飛行計画などを最適化する取り組みだけでも推定38,000トンの燃料と約120,000トンの二酸化炭素排出量を削減しており、これらはデータに基づいた方法論と、パイロットの意識向上プログラムによって実現されています。
エミレーツ航空では、環境責任へのコミットメントを約束しており、活動の大きさに関わらず、目覚ましい進歩を遂げるために、年間を通して積極的な取り組みを実施しています。