イスタンブール空港、3本目の滑走路供用開始 3機同時離陸の動画

イスタンブール空港は2020年6月14日(日)、3本目の滑走路の供用を開始しました。これにより、イスタンブール空港は3つの独立した滑走路を運営するヨーロッパで2つ目の空港となります。

当日は供用開始を記念し、滑走路34、35、36から、それぞれTK1453、TK1923、TK2023便の3便が同時に離陸するパフォーマンスも実施され、同空港を運営するİGAはその様子を動画で公開しています。

3本目の滑走路は、イスタンブール空港が年間利用者数2億人と世界最大規模の空港を目指ざす大きなビジョンにさらに一歩前進した形となります。新たな滑走路により、タキシング時間が短縮されるほか、着陸時間は平均7分、離陸時間は平均4分短縮されます。なお、1時間あたりの発着可能回数は80回から120回に増加し、1日の発着可能回数は2,800回を超え、ヨーロッパでは最大規模となります。

■İGA Istanbul Airport