リトアニアのナウシダ大統領は2020年7月下旬、北大西洋条約機構(NATO)によるバルト三国領空警備(BAP)でリトアニアのシャウレイ空軍基地に派遣中のイギリス空軍(RAF)の第135遠征航空団(EAW)を訪問しました。
135EAWを訪問したナウシダ大統領や国防大臣は、スペイン空軍の分遣隊なども訪問し、NATOのBAPに関する説明や2020年後半にエストニアに派遣するドイツ空軍とRAFの相互運用性(インターオペラビリティ)に関する説明を受けました。
RAFはナウシダ大統領に対し、タイフーンFGRの機能を紹介し、訓練内容について説明しました。135EAWはロジーマス空軍基地で結成、リトアニアに派遣されています。NATOによるBAPは現在、スペイン空軍とフランス空軍、RAFが連携して24時間体制で任務を遂行しています。