中東某所でフレア放つA-10サンダーボルトⅡ | FlyTeam ニュース

中東某所でフレア放つA-10サンダーボルトⅡ

ニュース画像 1枚目:A-10サンダーボルトII
A-10サンダーボルトII

アメリカ中央軍(USCENTCOM)司令部の指揮下で、アメリカ空軍(USAF)の攻撃機A-10サンダーボルトⅡが近接航空支援の任務に従事しています。A-10は2020年7月現在、中東で有志連合を支援しています。中東某所で作戦中、上空でフレアを放つ場面が公開されています。

A-10サンダーボルトIIは、冷戦下の中央ヨーロッパで、ソ連を中心とするワルシャワ条約機構軍が大量に保有していた主力戦車と対峙するため、フェアチャイルドが開発した攻撃機です。試作機のYA-10Aとノースロップが開発したYA-9Aと競争試作を勝ち抜き、採用されました。

量産型の初号機が1975年10月21日(火)に初飛行し、1976年3月から部隊配備を開始しました。713機が製造されましたが、冷戦終結で存在意義を問われました。それでも1991年の湾岸戦争で戦車やトラック、スカッドミサイルランチャーなどを多数、破壊して存在を示しました。

その後、ユーゴスラビア紛争、911以降のアフガニスタン紛争、イラク戦争などで大きな戦果を上げ、2017年時点で283機を運用しています。現在はマルチロール全盛の時代に攻撃専用機のA-10は何度も退役の話が上がり、紛争での運用を経て生き延びています。2019年には173機の主翼を交換し、2030年代まで使われる予定です。

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